「 僕はここにいるよ 」
お星さまが泳ぐ君を眺めて、いくつもの魚たちと触れ合いながら
君に願いを囁く両手が僕に触れなくなっても
見慣れた靴がコロコロ回りだし、大声で翼を広げる流れ星に僕の声が消されても
僕はここにいるよ
大丈夫だよ淋しくなんかないよ もう一度ここに来てくれるから
僕はここにいるよ
そのとき始まるんだ僕たちの始まりが
僕はここにいるよ
みてごらん おもしろいかたちだよ
ほら、よくみてごらん ここにこんな色がついてるんだよ
僕はここにいるよ
ほら、みて あのこも紹介するよ
ほら、このこだって
ほら、そこのこだって
みんなみんな、おもしろいでしょ みんなみんな、まってたんだよ
僕はここにいるよ
「 魔法の杖をもつ少年 」
僕が魔法の杖を持ってるんだってこと 君が教えてくれたんだよ
君のためだと思うと何でもできてしまうんだ
僕が魔法の杖を持ってるんだってこと 君が教えてくれたんだよ
「 化石になる喜び 」
想像は我がままに、その喜びは未来に微笑む誰かの為に時間はただ泳ぎつづける
限りない未来にむけて
化石になる喜び
それが宇宙との共生の証
「 小さな世界のなかで 」
複雑なみちを 作りたがるの不思議
コップ一杯の水を わけあってるのに ほらね また 背中むけてる
みまもってるんだ僕ら こうやっていつも
気づいてるんだ僕ら 君たちのココロ
「 少しだけから始まる きっと 」
少しだけ その手で さわってみよう
思いもよらない 答えがあっても そこには初めての出逢いがあるから
勇気がほら うつむいたら 大きく目をひらいて 笑ってごらん
その指の感触が正解だよ きっと
「 想像しい歌をうたおうよ 」
ここだよ みんな ほら 聞こえる? 想像しい歌をうたおうよ
僕はいつまでも 澄ました耳から目に映った君たちを忘れないよ
さあ みんなで 想像しい歌をうたおうよ
こんどはあの子が笑えるように
「 語りつなげよう 」
命は愛 愛から命が 生まれてくるって
それは宇宙
生まれた時から 広がりすすむ 僕らの世界
語りつなげよう それが僕らの自由
明かりは消えても また灯るだろう
急がなくていいよ それがこの空
「 僕らの歌声は 」
僕らを見つけた人間たちは 僕らを両生類とよびだした
僕らの歌声は 水と大地にきれいな潤いがあることを神様に届けてるんだ
僕らは恥ずかしがりやだけど 君たちにひょっこり会いにいくのはね
そんな歌をうたえる事のおれいなんだ
それはね いつか思い出してほしいからなんだ
そういえば最近 僕らと会ってないなあって
僕らちっちゃいから気づかないかもしれないけど
いつまでも歌わせて 君たちのために
僕ら 君たちとここに住むのが大好きなんだ
「 君と僕は ゆりかご 」
ぷすううううって ほらまた気持ちよさそうに 眠ってる
そっと 頬杖ついて温もりをゆっくり撫でてたら
ふわあああああ って つられてあくびな僕
ぷすうううう
ふわああああ
君と僕は ゆりかご
「 その時あなたがいるだけで 」
ふりむけば ちゃんと気づいてくれてるかな?
その時あなたがいるだけで わたしは生まれ変わるのだから
「 それでいいんだよ 」
笑っている君の 恥ずかしがりやな君の優しさが ほら 地球を浮かばせてるんだよ
できないことがあるんだから できることがあるんだよ
その追いかけっこで 地球は回ってるんだよ
「 君がくれた 僕のぬくもり 」
君がくれた僕のぬくもりを感じながら 君を眺めてる
不思議な不思議な星あかり
微笑む 横顔に おやすみ
君がくれた 僕のこれから 感じながら 風を眺めてる
見知らぬ靴音ききながら
それでも 微笑む 横顔に おやすみ
「 ずっと ずっと 続く永遠 」
ずっと ずっと 続く永遠
ないこと知ってから
愛おしく涙が出るときがある
いつか さよなら くるんだね
きみの上り道と ぼくの下り道 どこかで交わるんだね
素敵だね
きみが生まれるまで こんなこと考えたことなかった
いつか ぼくを見失うことになるんだけど
ぼくには ずっと見えてるから
たぶん
きっと
そこからが永遠のはじまり
「 世界はつぶつぶ 」
君がいて僕がいる 世界はつぶつぶ
だから 存在するんだよ
もしも君が僕を嫌いになっても 誰かに話をするだろ?
そこでまた つぶつぶは広がるんだ
その光景は宇宙から見ると まるで線香花火のようにパチパチしてる
大きな宇宙フレアは こんな小さなとこにも あるんだよ
君がいれば僕がいる
存在が不要なんてないんだよ
世界はつぶつぶ
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